『ヒットマン』*6

元々は『Hitman:Codename47』という IO Interactive が制作のメタルギア・ソリッドの様なサードパーソン・シューティングゲームらしい。続編の『Hitman2:Silent Assassin』は、『サイレントアサシン』と言う名前でPS2×箱に移植されているとか。が、設定とかはかなり違う様だ。主役はティモシー・オリファントで相手役に次回作のボンド・ガールのオルガ・キュリレンコ。2種類か3種類ぐらいあった予告の中にあった"アヴェ・マリア"をベースに弄った音が強烈に好みだったし、2丁拳銃をぶっ放す姿がスゴくバカっぽくて、ツボなので観なくてはならない。
細かい設定の変更による様々な矛盾はどうでもいいや。つか、ストーリーもどうでも良い。頭の中スッカラカンにして「うひょーカコイイ!!」で全て終わる。2丁拳銃での乱戦も良いが、四人同時に戦う所の始まり方なんて痺れる。でも、もう少しアクションに"ガン=カタ"の様な個性があったら、ある意味忘れられない作品になり得たかも知れないんだが、ただカッコいいで終わっちゃったのが残念だ。音楽も予告と同じ音は使われていなかったのかな?ちょい違うのがオープニングに使われていたが、今一歩だった様な。
全体的にあと一歩が惜しいと言うのが良いのかも知れないな。
でも、粗作りなんだけど、ロシアの現場の警察の人の酷いロシア訛りの英語とか、元々のゲームにあるみたいだが、CIAの人が「エージェント・スミス」だと言いながら、あの姿で出てきたり、色んな所に隠してある拳銃とか、ニヤッと出来る箇所は幾つかある。
でも、人を選ぶのか確実か。