『ブラブラバンバン』

adramine2008-03-15


柏木ハルコの同名原作*1の映画化。主役の芹生に安良城紅。他に福本有希、岡田将生足立理近野成美徳永えり等々。監督は草野陽花。
原作のエピソードを幾つかこなしつつも、芹生のイメージが余りにもかけ離れてる訳で。同じモノとして観るにはかなり無理があるので、その辺りはスルー。
さくら役の近野成美以外何かしらアウトな部分が目に付くというか、台詞の言い回しにかなり難がある面子を揃えてんじゃないかと勘ぐってしまう。安良城紅はハーフだからか、イントネーションがオカシイし、他は棒読みが多い。正直キツい。佐藤珠緒がダメ押しにキツい。
良い音楽に酔う芹生のシーンのエロさについては、原作のエピソードをなぞった序盤の即物的な部分はクズ。が、後半の指揮をしながら半開きの口のエロさは良い。つか、それが六割ぐらいのイメージになる。後は、指揮に合わせてハミングしてしまう所。殆ど何か違う音楽だけど、あの様な音は好きだ。
が、昨今の高校生が音楽をする映画の中では、光るモノは無いな。この手の映画は『リンダ リンダ リンダ*2が一番だろ、やはり。

*1:ブラブラバンバン 1 (ヤングサンデーコミックス)

*2:リンダリンダリンダ [DVD] この時の香椎由宇が一番好き