『きみにしか聞こえない』
原作は乙一の同名小説『きみにしか聞こえない』*1と『失はれた物語』らしいが、乙一という事でスルー対象。という訳で読んでない。だけど、大体の粗筋はなんでか良く知ってる。なんでだろ。
成海璃子はやはり天才。スゴいね。シナリオ的に孤独の描写が足りないんだけど、途中から余り気にならなくなってきた。玩具の携帯拾ったり、相手が聾唖だったりと原作とはかなり違うのだけど、こんなモノかねーと思う次第。まあ、イロイロツッコミ所は多々あるが、どうでも良いや。
そんな事よりもとりあえず成海璃子だ。シナリオ的には孤独だとのイメージを植え付けるには足りないのだが、それを補って余る程の視線の泳ぎがナカナカ。大声を張り上げる所以外の震えた細い声も印象的。
*1: