コンスタンティン

そこはかとなく漂うB級感に惹かれ、これは観なくてはと思い、映画館で。
何処かで見かけた『魔界都市・新宿』っぽいというのは、あながち間違いではないというか、それこそライトノベル的な設定に展開。運命の槍に天使と悪魔。中立地帯の酒場にエクソシスト。非常にコテコテですな。
映画としては金をかけてB級を目指している様にしか見えなくて、個人的には大好きな部類。
でも、私が一番の見所と思うのは、キアヌでもCGでもなくて、ガブリエルのユニセックスっぷりに翼をもがれたシルエット。多くの映画で天使は表現されているが、これほどまでに中性的でいながらセクシーな声の天使は観たことがない。また、堕ちるのではなく、翼をもがれた痕跡はかなり印象的。
あと、ルシェフルの肺ガン治療はワロタ。なんと言っても、ドロドロのタール。やっぱりタバコの吸いすぎには注意しましょうという事なんでしょうか。