サンジョルディの日にトラックバックで本を贈ろう

このエントリは、g:bookの企画でサンジョルディの日を含む前後一週間に、本を紹介してトラックバックで人に贈るというものです。詳しくは、bookグループキーワード[サンジョルディの日にトラックバックで本を贈ろう]を参照して下さい。
で、第二回。
お二人目おめでとうございます。id:DocSeriさん&id:fumineさんへ。それとこれを見る全ての人に。

私が江國香織というと意外かも知れないが、この本は、友人達に子供が出来たら皆に紹介したり贈ったりしている本です。
この本は江國香織が子供の頃に読んだ絵本について書いたエッセイなのだが、この中に紹介されている数々の絵本を憶えている。自分で読んだことがないにも関わらず、だ。自分で読んだことが無いのなら、誰かに読んでもらったのだろうが、そんな事は一切憶えていない。
私の読書歴は12歳からだと思っていたのだが、それ以前に読んでいて、それが本を読む習慣の下地になっているのではないかと思う。特に『もちもちの木』なんかは私の色彩感覚にも大きな影響を残している様にも思える。
そう、この本を読んで、子供の頃に読んでもらった絵本の数々を思い出して欲しい。そして、多くの本を読んであげて欲しい。そう思う訳です。
このエントリの為に読み返したけど、自らの構成要素のかなりコアな要素に絵本がある事を再認識した次第。