『HACHI 約束の犬』*4

日本で作られた『ハチ公物語』のハリウッドリメイクという事だが、現代版にアレンジされてる。何時も行ってる地元のシネコンでは吹き替え版しかなくて、幕張で観た。
まあ、基本的には皆の知ってる物語なのだが、子犬、成犬、老犬の三匹がハチを演じてるのだが、無茶苦茶可愛い。モコモコで太い脚がたまらん。で、その演技もすげぇ。中に何か入ってるんじゃないかと思えるほど、表情豊か。
二点、あれ?と思った所が。子犬時代にリチャード・ギアと一緒にポップコーンを食う所と、ハチの意味を話す日系人の説明。人間が食べるような食い物を塩辛いモノを子犬に食わせるのは、犬好きで知られるリチャード・ギアや監督のラッセ・ハルストレムにしてはどうかと思うし、ハチの説明が下に行って上に戻るって、アラビア数字の説明じゃん。そこは"末広がり"と訳した方がスッキリするんじゃないかと思うんですよ、戸田なっち。
そんなんですが、終盤は至る所ですすり泣きが聞こえる映画でした。