『G.I.ジョー』*3

元々、フィギュア→アニメ化→今回の映画化という事なのだが、フィギュア自体も知識として知ってるだけで、今回のベースになったアニメ版なんて全然知らないまま、予告のバカっぽいけどよく動いてるCGに惹かれて(日曜日に)観た。
バカっぽいじゃない。純粋にバカだ。でも、観てる最中に"細かけぇ事は良いんだよ"のアスキーアートが何度も過ぎるほど、愛すべきバカ。イロイロ無茶苦茶過ぎる。簡単に侵入を許す秘密部隊とか、ナノテクノロジーといえば全てが万能と思ってるところや潜水艦に翼があって、水中でインメルマンターンぶちかます所で爆笑してしまった。ラストで氷が沈んで基地をぶち壊すとか、誰か止めろよと思った部分も多々あるが。
登場人物はイロイロあるけど、中二病マインドを刺激する無言の行をしてる忍者"スネークアイ"。無駄にカッコいい。レイ・パークという役者がやってるという事だが、一言も台詞無いし、素肌も晒してない。意味がわからん。が、アクションすげぇ。で、その敵役のストーム・シャドウのイ・ビョンホンのアクションがそれについてゆけてないのが残念。
何も考えなければ、単座の戦闘潜水艦の群が基地を攻めるシーンとかカッコいいんで、バカ映画が好きなら。強化スーツでパリの街を駆け抜けるハチャメチャっぷりとかも。