『いけちゃんとぼく』

西原理恵子原作『いけちゃんとぼく』の実写映画化。当然不定形ないけちゃんはCGだけど。最近の西原の売れ方とかで、なんか勘違いして小学生未満の子供連れが数組いて、これはマズいんじゃないかと思ったり。
で、観た。いけちゃんの声優は蒼井優なのだが、『鉄コン筋クリート』のシロで声優としてもスゴイな、と思っていたのだが、今回も良い。たまに毒が多量に含まれていたり、ヨシオを暖かく見守る様とか上手い。母親のともさかりえ、父親の萩原聖人等々、親世代も違和感無く観ることが出来た。子役はまあまあか。でも、頭の弱いきょうちゃん役の子はすごいな。ホントに頭が足りない感じ。天然じゃないか?と思える程だ。
で、西原の実写化というと、何処かで本人が出演しているハズ。で、今回は簡単に見付けれた。父親の葬儀の参列者の中にいるオバさん。
観る前の懸念だった子供は延々と喋っているだけでなく、隣の親子連れは親がそれに合わせて会話してる。出てけよ。いくらなんでも多少は叱れよ。