『ターミネーター4』*3

いわずと知れた『ターミネーター』シリーズの最新作。といっても今DVDで出てる『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』とは時間軸が異なるパラレルワールドという事らしい。というか、二作目からの分岐でいいのかな?実際には一作目だけ観てれば十分に話は通じる。監督はMcG。だからネタの仕込がああだったんだと今更納得。出演は、クリスチャン・ベールサム・ワーシントンアントン・イェルチンブライス・ダラス・ハワード、ムーン・ブラッドグッド、ヘレナ・ボナム・カーター、ローランド・キッキンガー等々、サラ・コナーの音声は当時と同じリンダ・ハミルトン。あと、CGの合成でアーノルド・シュワルツェネッガーが出ているのかな?二作目でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングはジャンキーになってしまった(復活したけど)し、イメージが全然違うのでやはり無理か。
大筋では一作目で未来からサラ・コナーを救いに来たカイル・リースをジョン・コナーが救うという話。が、一作目に繋がるネタ多数。ニヤリと出来る人もいるだろう。それ以上に各種ターミネーターがカッコイイ。個人的にはあのバイク。ハイサイド起こしかけてる状態からカウンター当てて復帰するのが超燃える。萌えると言っても良い。当然T-800が出てくるのだが、ローランド・キッキンガーというボディビルダーが演じている。が、顔とかに昔のシュワちゃんの顔を合成してて、当然初登場シーンが素っ裸。お約束過ぎるだろ。
ジョン・コナー役のクリスチャン・ベールは相変わらず役に没入してる。最後はガン=カタを使いそうなぐらいの勢いだ。マーカス・ライト役のサム・ワーシントンは美味しい所を持っていくのだが、途中でどう考えても頑丈すぎるだろという場面が多数。中でも飛行機から落ちて水面を転がっていく所は笑える。カイル・リースのアントン・イェルチンは一作目のマイケル・ビーンと少々イメージが異なるが、この数年後に過去に送られるという事なのかな?銃の扱いをマーカス・ライトから教わる所がニクい。
オトコノコが好きなメカメカしい感じが好きだろ、オマイらという面と一作目に繋げるという面が両立しているのが楽しい一本ですた。