『ザ・スピリット』*4
原作はウィル・アイズナーの漫画『スピリット』。未読。監督はフランク・ミラー。出演はガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、スカーレット・ヨハンソン、エヴァ・メンデス、ジェイミー・キング、サラ・ポールソン、パス・ベガ、スタナ・カティック等々。フランク・ミラーだから観ないわけにはいかない。
序盤モノトーンの中に映える赤いネクタイとか猫とか綺麗だなぁと思ったのだが、オクトパスとの殴り合いを始めた辺りから、あれ?何かおかしいぞ?と思い始めた。もしかしたらこれはコメディ?様々な女優が目先を変えるかのごとく様々な格好で出てくる。中でもスカーレット・ヨハンソンのバカっぽさは何かはまり役。
お尻のコピーで聞き込みしたり、クローンのオッサンのバカっぽさとか趣味の悪さとか、アホを通り越してドン引きする可能性があるかも。結構クローンのオッサンたちは良いと思ったんだけど、ラストのアディオスとアミーゴで無理。サミュエル・L・ジャクソンのバカっぽさとか、映像とか面白いんだけど、お話が決定的につまらないというのが、かなりつらい。