ランキングを楽しみにする気持ちはわからなくは無いが……。

まあ、他にも色々。普通は全部の作品を読めるわけも無いし、好みも偏るのは当たり前なんだから、それについてグダグダいうのはあほらしいからスルー。でだ、上位だから読んでみようというのも別段構わない。そういう機会が増えるから、自分が一押ししている作家や作品が上位に来て欲しいというのも当然だわな。
でもね、ラノサイのいいところは、全投票結果が公表されている所。そうすると自分が面白いと思ったと本が多く重なっている人が推している自分の見読本を見つけることが出来るかもしれない件。逆に、自分がつまらんと思った本に多く投票している人の評価は自分にとって参考にならないという事。
つまり、ラノサイ杯は、ライトノベルを評価しているようで逆に普段ライトノベルを評価しているサイトそのものの評価する反面があるという事を気付いていない人が多々いる様な気がする。どの作品とはいいませんが、「これがトップ5に入るってそれはどうよ」的なものもあるわけで。それが世間一般でどうかという事ではなく、自分のこれからの読書に何らかの影響を及ぼすかどうかという点に於いて、そのサイトはあてにならない。
以前は、相関図みたいなモノを作ってくれる方がいたのですが、最近はそれが無いので仕方ないのかもしれないけど。
『アンゲルゼ』に関しては、元々の読者層が違うでしょ。ASINページの言及数を他の作品群と比べると、かなり少ない。それなのにあの得票数という点を多少加味して欲しい気もする。実際についったー上で某氏は読んでないと言ってましたしね。いわゆる大手な方々が読んでなくて、他に波及しないという側面は否定できないけど。