『チョコレート・アンダーグラウンド』

アレックス・シアラー原作で翻訳が金原瑞人の奴*1は残念ながら未だ未入手で未読なのだが、どうやらこれは別冊マーガレットで連載している(していた?)コミックス版*2の方が近いのかな?あ、一応小説がベースだけど、チョコショップの少女を加えたオリジナルストーリーなんだ。
政治に無関心な大人たちが選挙に行かなかったせいで選挙を勝った健全健康党がチョコレート禁止法を発令。チョコレートをはじめとするお菓子や飲み物を健康に悪いという理由だけで禁止した。そんな世界で隠れてチョコレートの製造をすることからレジスタンス的な活動をする子供たちの物語。でも、途中から冒険活劇な勢いが強い。でも、政治風刺を忘れないのは、原作者がイギリス人のエッセンスを残しているからだろうか。
チョコレートということで、ロッテのガーナチョコが画面によく出るからか、半ば洗脳されそうだ。逆にそっちが怖いが、良い映画ですな。