『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』*2
C.S.ルイスの『ナルニア国物語』の一部である『カスピアン王子のつのぶえ』の映画化。カスピアン王子(ベン・バーンズ)長男ピーター(ウィリアム・モーズリー)、長女スーザン(アナ・ポップルウェル)、二男エドマンド(スキャンダー・ケインズ)、二女ルーシー(ジョージー・ヘンリー)等々。
出版順では、
- 『ライオンと魔女』"The Lion, the Witch and the Wardrobe"
- 『カスピアン王子のつのぶえ』"Prince Caspian"
- 『朝びらき丸 東の海へ』"The Voyage of the Dawn Treader"
- 『銀のいす』"The Silver Chair"
- 『馬と少年』"The Horse and His Boy"
- 『魔術師のおい』"The Magician's Nephew"
- 『さいごの戦い』"The Last Battle"
時系列では、
- 『魔術師のおい』
- 『ライオンと魔女』
- 『馬と少年』
- 『カスピアン王子のつのぶえ』
- 『朝びらき丸 東の海へ』
- 『銀のいす』
- 『さいごの戦い』
となる。
映画は出版順でやるつもりなんだろうか。
前作同様、クソ分厚いアレを二時間ちょいの時間に全部収めるのは不可能なので、所々端折る感じでザッと流す感じですが、
- 以前、王として君臨したピーターが姿形だけでなく、思考まで子供になってしまい威厳が無くなる。
- カスピアンとピーターの葛藤。でも、もうちょい描いて欲しかった。
- 映像的に空気じゃないエドマンド。物語的には相変わらず空気。
- スーザンの思い。
- 美味しい所を持ってくルーシー。
- アスラン……
- 前作ではケンタウロスの二刀流がやたらカッコいいのが記憶に残ってるが、今回はトゥハンドソード。闘ってる姿は余り良くないが、砦に入る時に構えてる姿は良い。
- リーピチープはどうだろう……。ちょい活躍し過ぎな気もするが、映画に於いて画面的に映えるから良いか。
一騎打ち後の闘いが映像はスゴいのに、イマイチなんか物足りない感じが抜けなかった。でも、エンターテイメントとしては充分に楽しかったと思う。様々なナルニアの住人の動きは綺麗だったし。