『ちーちゃんは悠久の向こう』

日日日の原作『ちーちゃんは悠久の向こう*1は、最近話題の新風舎で、新風舎文庫大賞受賞したデビュー作。そういえば感想書いて無いな。まあ、その程度のモノなんだけど。ちーちゃん役には『時かけ*2の真琴の声優をした仲里依紗、モンちゃん役には『バッテリー』*3のピッチャー役だった林遣都弓道部の武藤先輩を高橋由真、クラスメイトの林田さんに波瑠。アイドル映画なのかなんか微妙な所か。
原作を読んだ事のある人なら、ちーちゃんを実写映像化するには無理があるよな、というのはわかり切っている事なのだが、やはり無理でした。
そんな事以上に武藤先輩が酷過ぎる。台詞棒読みで表情の起伏もない。ラストの笑顔を出す為だけに、ずっと抑えていたという理屈もあるだろうが、あれは無いな。スクリーンデビューとは言え、キツい。
林遣都は、相変わらず綺麗な顔をしてる。『バッテリー』では多少幼さがあったが、かなり少年な感じが出てきて、腐ってる人達の餌食になりそうな雰囲気がより一層強くなってた。
暗い役の波瑠だが、綺麗過ぎる。
ネタで観るにはちょい辛い代物だと思います。
あ、エンディングの奥華子の歌は良いね。

*1:ちーちゃんは悠久の向こう (新風舎文庫)

*2:時をかける少女 通常版 [DVD]

*3:バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付) [DVD]