『自虐の詩』
業田良家の四コマ漫画『自虐の詩』*1を堤幸彦が映画化。主役の幸江は中谷美紀。イサオに阿部寛。その他遠藤憲一、カルーセル麻紀、松尾スズキ、竜雷太、西田敏行、名取裕子、アジャ・コング他。
序盤のちゃぶ台返しの過剰なCGは笑えるのだが、繰り返すとちょいくどい。コメディー寄りになっちゃうのかな?と心配したが、結構原作に近い感じで驚いた。
で、主演の中谷美紀だが、最近やたら極端な役が多い様に思える。この映画と比べられるだろう『嫌われ松子の一生』の松子*2とかなんかは特に。コメディー部分では無茶苦茶で酷い目にあっているんだけど、なんだか映える。あんまり悲惨に見えないのは松子と一緒かな。でも、中盤以降のシリアス展開になると原作同様結構込み上げるモノがある。
イサオ役の阿部寛は、やはりパンチパーマ。インパクト強い。が、過去のロングはちょいいただけない感じ。
その他ナカナカ良いです。原作と大きく違う点というか、エンドクレジットの後にラストシーンがあるから、席を立たない方が良いです。