『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

本谷有希子の同名小説腑抜けども、悲しみの愛を見せろ*1の映画化。原作は未読。出演は佐藤江梨子佐津川愛美ら。
閉じた田舎の村の閉じた社会で暮らす内側に墜ちて行くある家族の肖像というと言い過ぎか。ま、腐女子は何でもネタにする最強の生物という事だ。
演技が出来ない女優志望のDQN佐藤江梨子はハマっているというか、あまり洒落になってない気がするけど、ハマり役ではある。永作博美のキャラクタはコメディを通り越して痛々しい。虐待される妹に佐津川愛美だが、漫画を描いている時の表情がキテる。

*1:腑抜けども、悲しみの愛を見せろ