『神童』
縁あって試写会。
さそうあきらの原作『神童』*1は、連載時ちょくちょくみていたけど、全体を通してという意味では未読。主演は、成海璃子、松山ケンイチ。
元の騒がしい話が、かなり静かな起伏の少ない話になっている。脚本が『リンダ リンダ リンダ』の向井康介の様だが、一つ一つの場面は少し物足りないぐらいの感じがするが、元の騒がしい話を「音」に焦点を合わせる為に、変えたのかな。
でも、その静かな話を成海璃子の"目"が、グッと話に引き込む。スゴいね。
貫地谷しほりが声学科の学生役で出ているのだが、その吹き替えはかなり笑える。つか、それはギャグなのかと思える程。
ただ、私の中に「クラシック受容体」が無い為か、クラムボンやハトリ・ミホの音が耳に残る。テーマ曲の「リプルソング」の歌無しヴァージョンが、耳に残るな。でも、クラシックに対する造詣が深い人が観たら、多分違うのだと思う。
イロイロ書いたけど、要するに、成海璃子がスゴいと。可愛いと。それだけで十分だろと。
*1:、、、