『リトル・ミス・サンシャイン』*2

家族再生のロードムービーと思いきや、何一つ問題は解決してない所か、爺さんはアッサリ死んじゃう。でも、心暖まる物語。
ただ、各所に皮肉や批判めいた描写がチラホラ。でも、それほど前面に出てきている訳ではないから、サラッと流せるのだが、そこを流してしまうと、ピンボケした物語に見えてしまうかも。
ラストのミスコンの馬鹿騒ぎよりも、沈黙を守る長男の叫びや、自殺未遂を起こしたゲイの伯父の様々な演技が印象に残る映画だったな。