『ブラック・ダリア』*9

ジェイムス・エルロイ原作の『ブラック・ダリア*1ブライアン・デ・パルマが映画化。原作は未読。
1940年代の少し色褪せた画面が印象的な序盤だが、少々退屈なスタート。腰で切断された女性"ブラック・ダリア"が見付かって、ようやく物語が動き始めたと思ったのだが、比較的スローテンポ。そのお陰で言葉遊びにも気が付いたけど。
で、気が付くと段々テンポが早くなってきて、謎や伏線が明らかに。つか、序盤のスローテンポの理由はこの辺りにあるのか。ちょいやられた気分だ。
結論、嘘と狂気のバランスが個人的にツボ。 スカーレット・ヨハンソン*2の抑え切れない艶っぽさや、ヒラリー・スワンク*3の悪女っぷり等々、女優が目立った。