『ハチミツとクローバー』

原作は未読。アニメもまだ観てない。先日ノベライズをやっと読んだばかり。
はぐみ役の蒼井優って、『リリィ・シュシュのすべて』*1で出てるし、今年の集英社のナツイチのキャラクタの人だね。ノベライズのイメージとピッタリだ。言葉にならない演技が唯一ハマッていた。つか、後は何を観ればいいんだろう……。
原作ファンにはどうか判らんが、まあアイドル映画とも言えないし、タダの映画化とも言いにくい様などっちつかずな感触がした。
とりあえず、原作を読むか、DVDを借りるかしよう。
後は、ちょい関係無い話だから、
はぐと森田がペンキでの共作するシーン。あれを観ていると、「描く」行為そのモノな意味があり、作品はその排泄物に過ぎない。っていう意見というか懐かしい議論を思い出す。*2
浜辺で「何故、人は絵を描くのだろう」の会話。あー、昔そんな事を酔っ払って、夜通し話していたなー。
あの400号ぐらいのバカデカいキャンバスをあんな小さな女の子が一人で張れる訳無い。つか、アクリル絵の具をあんなに時間をかけて描くのは……。絵の具が勿体ない。
つか、美術系サークルにいた昔を思い出すのが、一番ネックになってしまった……。

*1:ASIN:B000066FWV

*2:つまり、作品というモノは、自慰行為を終えた後のティッシュに過ぎないって話。