『サウンド・オブ・サンダー』*2

レイ・ブラッドベリ短編集『太陽の黄金の林檎』*1の中の一つ「サウンド・オブ・サンダー」を映画化。ブラッドベリだし古典SFなんで読んでいなくてもその影響下にあるモノは過去にたくさん触れてきた事があると思う。それに前評判や宣伝から明らかにB級SF映画の雰囲気が隠しきれない程迸っていた。
で、観た。
もうお約束の数々とツッコミ所の数々にあまりに安っぽいCG合成。B級SF映画というより一歩間違うとラズベリー一直線な完成度がある意味ツボ。「そこにシビれる!憧れるゥ!」ってな感じ。ブラッドベリも原作というより原案に近い気もするな。
一つ秀逸だったのは「進化の波」の表現。理屈やパラドックス等を考えては負けなので単純に表現だけみると、これはこれで良いんじゃないかと思った。