『レスラー』*2

猫パンチで記憶に残ってしまったミッキー・ロークがレスラー役で出るとか、ある意味冒険過ぎるだろとか思わなくも無いけど、ヴェネツィアで金獅子を採ったりとかしてて、アカデミーもノミネートされてるからとりあえずって感じで。監督はダーレン・アロノフスキーって知らない人。
シナリオ自体は、過去の栄光にすがりながらパートタイムで働きながらも現役を続ける老いたプロレスラーが、長年のステロイドや成長促進剤等の影響でボロボロになり心臓にバイパスを入れる。で、自らを振り返り、娘に向き合うが自らのミスですげなく断られ、なじみのストリッパーにも振られ、最後に選んだのは、昔のファンの元に返ってゆくって、やけにストレートな話。が、ミッキー・ロークの身体の作り方がスゴイわ。筋肉や肌の感じもスゴイんだけど、いわゆるバチ指というか爪が膨らみ指先がパンパンになってる。それが特殊メイクか何かわからんが、プロレスしてる最中もそういう感じで、おおっとミッキー・ロークへの認識を改めた。猫パンチのイメージはそこに無い。
って、書いてる最中に、三沢が試合中に無くなった*1とか。なんというタイムリーな宣伝効果かと思ってしまった。