『大いなる陰謀』*2
ロバート・レッドフォードが制作と監督をして、出演はロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズら。
一言で言うなら[これはひどい]。シナリオが酷過ぎる。企画段階から噛んでるトム・クルーズや監督のロバート・レッドフォードの役がクズなのは構わないが、メリル・ストリープの無駄遣い過ぎる。
基本的に将来有望な若手議員(トム・クルーズ)と長い間報道記者(メリル・ストリープ)の会話と、政治科学の教授(ロバート・レッドフォード)が延々と話してるだけ。それも薄っぺらい正義感と政治批判、戦争批判、最近の若者は的な主張をダラダラ垂れ流すだけの代物を90分近く観せられるのはかなりの苦痛だ。
メリル・ストリープがトム・クルーズと絡まないほんの数分の演技しか観る所が無いのは余りにも酷過ぎる。私の中では今年最悪と言って良い。