『エリザベス ゴールデン・エイジ』*1

adramine2008-02-16


ケイト・ブランシェットのハマり役とも言って良いエリザベス一世。以前の『エリザベス』*1と直接は関係無い。が、更に綺麗な画面になって帰ってきた。礼拝堂の衣装なんかホントスゴいわ。天井付近から見下ろすカットとか、セットも綺麗。まあ、かなりCGなんじゃない?的な雰囲気は所々あったけど。
全然物語には関係無いけど、メアリーの顔が髪の結い方なんだろうが、bjorkの『Homogenic』*2に見えて仕方なかった。それからふと気が付いたんだけど、Me Company っぽさが所々に見受けられる。今回のデザイナーが影響を受けたのか、元々 Me Company がこの頃のデザインに影響を受けたのかは分からないが。真っ赤に染め上げられた衣装の"赤さ"の質感とか、綺麗だった。
物語は、エリザベス一世がスペインの無敵艦隊を破る所まで。所々、人間や女が顔を出すが、基本的に女王であり続けた彼女の生涯のうち数年を描いたモノ。自らが使ってるベスという召使の使い方は上手いと思った。
で、ケイト・ブランシェット。豪華絢爛な衣装と髪を下ろした素顔の差がスゴい。声を張り上げる姿と不安に苛まれる姿、対照的な姿をどれも素晴らしく印象に残る。
が、ストーリー的にはどうなんだろ。

*1:エリザベス [DVD]

*2:ホモジェニック