2007年の良かった本
今年は『流血女神伝』が素晴らしいクオリティで最後まで走り抜け、『"文学少女"シリーズ』はますます面白くて、冲方の『シュピーゲル』シリーズも癖はあるがハマりつつある。当然『ばいアス』は素晴らし過ぎる。中堅辺りになるのかな『戦う司書』シリーズも良かったかな。
一方、アニメ化したモノや決まったモノの幾つのクオリティが露骨に墜ちたのも目に付いた一年かめ知れない。
その他ピックアップ。
細音啓『黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで』ISBN:9784829118801
今年の新人の中ではイチオシ。シリーズ化してるので続きも楽しめる。
紅玉いづき『ミミズクと夜の王』ISBN:9784840237154
こちらも新人。切なさに泣ける。
古橋秀之『冬の巨人』ISBN:9784199051579
これは良い古橋。
扇智史『塔の町、あたしたちの街』ISBN:9784757734234
これも切なくて良い。
田中ロミオ『人類は衰退しました』ISBN:9784094510010
説明不要か。
アサウラ『バニラ A sweet partner』ISBN:9784086303545
新人の二冊目。少女と銃器をモチーフにしてる。
伊藤計劃『虐殺器官』ISBN:9784152088314
読み終わった直後に読み直す程面白かった。
柳実冬貴『量産型はダテじゃない!』ISBN:9784829119594
暑苦しいけど、熱血系スパロボが好きな人はツボかも。