『キャプテン』

言わずと知れたちばあきお原作の名作野球漫画『キャプテン』の実写映画化。年代的に野球小僧だった頃と重なる部分があるので、個人的にはイロイロ思い入れもある作品。宣伝とかの映像で子役達の台詞が棒読み過ぎという事は既に折り込み済みで観た。
野球小僧の映画だから野球をする子役は全て野球経験者という事なんだけど、青葉の佐野とかスゴい投手という触れ込みなんだから、もう少し綺麗なフォームの人を選べば良かったのに。あんな腕が伸びてない担いだフォームでは興ざめ。野球をしているという点では、『バッテリー』*1の方が上。しかし、丸井と五十嵐が良く似てる。中でも五十嵐は小さい身体特有のフォームもしっかり再現してて、かなり驚いた。主役の谷口は、ちょっと影が薄いかな。
で、演技。台詞超棒読み、子役全員と小林麻央。つか、小林麻央は酷過ぎるだろ。もうちょい演技しろと思うわ。
お話は、谷口が転校してきて、青葉と地区予選決勝戦で戦うまでの期間。それだけの長さを100分ぐらいでまとめる訳だから、イロイロ無理はあるけど、それなりに良いんじゃないかな。個人的には五十嵐がキャプテンになった三年目が好きなんだけど、そこまでは続かないよなーとも思う。続くにしても小林麻央は無いけど。