2007-06-30 『吉祥天女』 cinema 吉田秋生の『吉祥天女』*1、わかる人には「二番目の小夜子」という言い方も不可能ではないある意味基礎教養な名作なモノの映画化。鈴木杏、本仮屋ユイカ、勝地涼ら。 第一にキャスティングのミス。つか、今、小夜子を演じるなら栗山千明だろ。丸顔で肌のキメの荒い鈴木杏はあり得ない。つか、本仮屋ユイカの肌が綺麗だからか、交互に映す時に光の当て方が著しく違うのに「なんだかなー」と思う次第。つか、本仮屋ユイカ>鈴木杏だろ。それじゃ「誰もが引き寄せられる」という小夜子にはならない。 という訳で小夜子に違和感を感じる『吉祥天女』なんて、観れたモノではない。演出もなんだか安っぽいアイドル映画だし。 正直、踏んだ。 *1:ISBN:4091910068