『イカとクジラ』*6

両親の離婚を切っ掛けに、作家で大学教授の父親に心酔する長男とストレスで奇行を繰り返す次男が、今まで見えなかった両親の違う一面を目の当たりにして、精神的な自立の足掛かりを掴むという事だろうか。
言葉にしにくいのだが、邦画にありがちな家族の再生がメインになっている訳でもなく、かなり投げっ放しなんだが、これはこれでアリだと思う。