今日の停電。

もう一日早かったら、ゆりかもめに大量の利用客が流れる某お祭りを直撃して、大変な事態を引き起こす事になったな。きっと悲鳴を上げたレポが多数上がった事だろう。
で、ショート時に大容量の電流がクレーンに流れた訳だが、その直後にそれがキチンと動作した事にちょい驚き。焼き付く程ではなかったのかな?まあ、落雷時等にクレーンのオペレータに電気が流れない様な構造になっているだろうから、オペレータに被害が無いのは、想像出来るのだが。
しかし、今日の停電は『パトレイバー』の「二課の一番長い日」を思い出した。確か、あれは橋を落として人の流れを遮断したが、今回の様なやり方でもほぼ同様の効果が得られる訳だ。事後の復旧を思えば、こちらの方がスマートだな。橋を落とす程の爆薬を入手するのも仕掛けるのも困難だが、送電線を切断する方法だけなら、様々な方法があるし。後は、通信を遮断出来れば、何とかなってしまうのか。
まあ、「二課の一番の日」の製作時とは違い、非常発電設備も増え、携帯電話を始めとする通信インフラを完全に遮断する事はかなり困難だから一筋縄ではいかないだろうが、一時的に都市機能を麻痺させる事が目的なら、それほど難しい事ではないと言う事が証明された一日でしたな。
しかし、この様な時に攻める立場で考えるのは、不謹慎極まりない気がしないでもないが。