『嫌われ松子の一生』
原作*1は積読状態。映画公開前には読むつもりだったんだけどな……。
オープニングで、木村カエラの歌の後、いきなり『風と共に去りぬ』のパロディ、金文字で『Memory of Matsuko』。ワロタ。
物語自体は、ダメ人間の転落っぷりと翻弄され具合で、お約束。そこにミュージカル仕立て+キッチュな背景(+色彩)。単純明解。だけど、中谷美紀の体当たり演技がちょい想像を超えている。もう無茶苦茶。『電車男』のエルメスや『力道三』の奥さん等、かなり綺麗なイメージがあったのが嘘の様な体当たり演技。歌も上手いし、かなりハマり役なのかも。
他の出演者も意外な人が多いし、ちょい役で出て来る人にネタが多く仕込んである様だ。私が気が付いたのは二人。
ミュージカルパートの豪華な面々。
- 木村カエラ、オープニングの歌。
- BONNIE PINK、先輩ソープ嬢役。
- AI、囚人
- 土屋アンナ、囚人
キッチュな背景とかは、綺麗ではないし*2、あまりに安っぽいCGはどうかと思うが、これはこれで。でも、ヘアメイクやら衣装やら、凝ってるな。
とりあえず、面白い二時間が過ごせた。