『トム・ヤム・クン!』*8

マッハ!!!!!!!』で一躍有名になったトニー・ジャー主演のムエタイアクション映画。
ストーリーは、まあ置いといて、今回は前作以上のアクションだ。笑いの要素はバッサリ切り捨てて、ひたすらアクション。素晴らしい。でも、今回は所々でCGとワイヤーを使ってるね。
今回ムエタイと言っても、古式ムエタイで、関節技、投げ技が豊富。それを連続で極め続けるシーンも見所だが、異種格闘技戦が一番だ。『SPIRIT』にも出ていたネイサン・ジョーンズとのプロレスや、カンフー、剣術それぞれスゴいが、中でもカポエラとの闘いが燃え盛る寺院と相俟って抜群に綺麗。ジェット・リーの動きの美しさにはまだまだ敵わないと思っていたトニー・ジャーだか、このシーンは並んだね。
つか、ジェット・リーが『SPIRIT』でカンフー映画から足を洗うという話だから、これからはやはりトニー・ジャーには注目しておこう。
後、序盤の象の演技もなかなか。