『オリバー・ツイスト』

ロマン・ポランスキー監督の作品。おすぎが絶賛しているから、ハズレっぽい雰囲気が少々漂うが、原作も遥か昔に読んだことだし、ま、一応。
オリバー・ツイスト役のバーニー・クラークの少々陰があり憂いのある綺麗な顔が一番印象的。次は、フェイギン役のサー・ベン・キングズレーの怪演が光る。が、やはり、おすぎ絶賛。個人的には、ちょっとハズレ。
確かに、世界観とか、チャールズ・ディケンズの持つ風刺もキチンと描いているんだけど、なんかそれ以上の何かが何も無い。
原作を読んだ事の無い人には、それなりに良いんじゃないかと思うけど、読んだ事がある人が、わざわざ観る必要は無い様な……。