『セブンソード』*1

久々のツイ・ハーク武侠映画『セブンソード』。ラウ・カーリョン、レオン・ライドニー・イェン等の結構豪華な顔触れですな。
序盤、悪役の姿が、『北斗の拳』のモヒカン族か『マッドマックス』かという様な感じで、そのボスの顔がどうしても清原に見えて仕方が無かった。
ツイ・ハーク監督作品には珍しくストーリーがある。というか、奇妙な五角関係とか、今までの勧善懲悪一本のお話とは、雲泥の差だ。まあ、無茶苦茶な展開は至る所にあるが、そんなモノは基本的に要求していなかったりする。
で、メインの剣檄アクション。カッコェェー。七剣達の特徴を活かした動きの綺麗な事。中でも、ちょっとしか活躍しなかったが、「日月剣」の動きに感動してしまった。ワイヤーアクションやCGは最小限にして、人の動きを全面に出したのに、好感が持てる。
最後にツイ・ハーク作品を良く見ている人なら分かると思うが、これもやはり紐状のモノが強いです。そういった判かる人には判かる要素が少々ちりばめられているかな。

  • ★★★★