放医研

八重桜
放射線医学総合研究所の一般公開に行ってきた。八重桜が綺麗と言う話は耳にしていたし、以前、後輩が二人程そこで論文を書いたり、いつも呑んでいる定位置で何人かの方と話した事もあるのだが、今まで入った事がなかった。千葉に来て、10年にもなるのに。

緊急被爆医療施設

バケツでイエローケーキの事故の時に、運び込まれて、被爆量を計測した所。それで中性子被爆という事が判って、東大に運ばれたとか。
マネキンがかなりグロかった……。

画像診断棟

PET、MRIの検査ボランティアを募集していた。協力すると、脳の画像が貰えるんだって。
見学コースは、混んでいて断念。

重粒子線棟

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地下2Fに加速器が。KEKで見た奴に比べて、かなり小型。で、シンクロトロン主加速器のかなり近くに寄れるので、安全性を訊いてみたら、「あっちは実験機。いろんなレンジで使うから、加速中にあっちこっちにぶつかるけど、こっちは製品。一定のレンジでしか使わないから、ほとんどぶつかる事なく通過するから、止めた直後に入っても大丈夫なぐらい」との事。なるほど。

サイクロトロン

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先月発表した小型で廉価な加速器。渦で加速だ。

静電加速器

電顕のスゴいのじゃないけど、そんな感じ。
後、研修棟での展示で、去年一部で話題になった元素周期表を有料で送りますよ、という表示が。去年のイベントでは無料だったのに、今年は違うのか……。郵送にしても一か月待ちとか。好評なのかな?

『V フォー・ヴェンデッタ』*7

ウォシャウスキー兄弟が脚本を書いたと言う点に惹かれて、とりあえず観た。原作は未読だが、1980年代に書かれた第三次大戦後の2020年の独裁政治下のイギリスを舞台にしている。80年代と言う事は、原作では、鉄の女サッチャーのイメージがあるのかも知れない。邦訳出てる*1様なので、気が向いたら読んでみようかな。
で、映画。政治色以上に思想色が強い『オペラ座の怪人』?謎の多いというか最後まで仮面を外さない"V"。ロンドン中に仮面をばら蒔き誰もが"V"になるというのは、この映画を良く象徴していると思う。パンフをみたら、"V"は、エージェント・スミスヒューゴ・ウィービング。なるほど。そういう意味は無いにしても、そういう意味にもとれてしまう配役だな。
爆破のシーンに『1812年』を使ったり、いろんな意味を各所に紛れ込ませているみたいなので、数回頭の中で反芻する必要があるのかも知れない。
あ、そうそう、ナタリー・ポートマンのロリータファッションはかなりアンバランス。それ故に『レオン』の時のマチルダではないという事を明確に意識させる。また、坊主頭のインパクトも強い。
ラストに、死者まで登場させて、おめでとう的な雰囲気が漂う点がちょいマイナス。