さて、2008年下半期ライトノベルサイト杯ですか。
今回も投票しますか。
新規シリーズ
- 著作:虚淵玄 原作:広江礼威『ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ』ISBN:9784094510799*1
- 林亮介『迷宮街クロニクル (1) 生還まで何マイル?』ISBN:9784797350623*2
- 小川一水『不全世界の創造手』ISBN:9784022739087*3
- 田口仙年堂『魔王城 一限目』ISBN:9784757745636*4
- 土屋つかさ『放課後の魔術師 (1) オーバーライト・ラヴ』ISBN:9784044740016*5
新規で真っ先に決まったのが、『ブラック・ラグーン』のノベライズ。これは外せない。『迷宮街クロニクル』も順当に。一水のは、一水らしいライトノベルなので。田口仙年堂は相変わらずなのだが。で、新人として一人入れようかという枠で、『放課後の魔術師』を。
次点として、
- 伊藤計劃『ハーモニー』ISBN:9784152089922
- 小林めぐみ『回帰祭』ISBN:9784150309404
- 水無神知宏『Gunning for Nosferatus 1 此よりは荒野』ISBN:9784094511031
- 小幡休彌『超自宅警備少女ちのり』ISBN:9784797351774
『ハーモニー』と『回帰祭』とかは良いのだけど、私としてはライトノベルという枠に入らなかったのでパス。『此よりは荒野』や『超自宅警備少女ちのり』も良いんだけど、今一歩。
既存シリーズ。
- 須賀しのぶ『アンゲルゼ 永遠の君に誓う』ISBN:9784086012393*6
- 浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る (4) Soul Bet's Gamblers』ISBN:9784094510942*7
- 野村美月『"文学少女"と神に臨む作家 (下)』ISBN:9784757743717*8
- 竹宮ゆゆこ『とらドラ9!』ISBN:9784048672658*9
- 田中ロミオ『人類は衰退しました (4)』ISBN:9784094511048*10
何か既存は良いのが多かったなぁーと思って書き出したが、上から並べたら悩む事無くサックリ決まった。そのぐらいハッキリしてる。
まず、『アンゲルゼ』。これを読んで選ばないとか意味がわからない。つか、ここ数年で一番と言っても良いぐらい。『され竜』は古の巨人編。二人の男の間で揺れるジヴと苦悩するガユス。『とらドラ9!』は読み終わった直後に声が出た。『文学少女』は選んで当然か。で、『人類は〜』は、資源の少ない無人島で好き勝手に発展してゆく妖精さん達の姿に。
で、次点だけど。
- 浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る (3) Silverdawn Goldendusk』ISBN:9784094510881
- 須賀しのぶ『アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋』ISBN:9784086012072
- 八薙玉造『戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕』ISBN:9784086304399
- 渡瀬草一郎『輪環の魔導師4 ハイヤードの竜使い』ISBN:9784048672689
- 柳実冬貴『量産型はダテじゃない!5』ISBN:9784829133644
- 長谷敏司『円環少女 (9) 公館陥落』ISBN:9784044267117
- 細音啓『黄昏色の詠使い VIII 百億の星にリリスは祈り』ISBN:9784829133576
上二作は投票のレギュレーションで削除。後は意外と横並び。暑苦しいデビュー作が完結した柳実冬貴の次回作に期待するか。