レシピの中には特許を持つモノもあるよ。

食品と限定しても十分。有名な例がかりんとうの製法特許。伝統和菓子のレシピでも比較的油の量が少ないと言うだけで製法特許は取得出来たという事例。(もう切れてるけど)

既存の技術の組み合わせであり画期的なところがなければ特許など通ろうはずもない。
http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/20061223/1166832848#c1166856129

の「画期的」という言葉に比較的油の量が少ないが該当するかどうかは、少々アレだけど。
つか、google:菓子 製法特許で検索すればわんさか出てくるのに。製法特許なんて、作る過程さえ違って何らかの改善項目があれば良い。物質特許の様に拘束力の強いモノではないし。区別がついてるのかな?
で、まあ、かりんとうの場合、業界団体に譲渡したから、個人でレシピの特許を持つと言うことは、その業界にとってあまり有益なことではないのかも知れない。
学生っぽい書き込みを見て、あまりキツくいうのは良くないかも知れないけど、現在、星の数ほど申請や山のような特許の書類の全てに目を通す事なんて不可能。実際、こちらから申請するときですら、その分野の専門の弁理士にお願いして書類を作成するわけで、他部門の特許なんて話題になったモノのみちらっと目を通すのがやっと。自分の専門分野では画期的なのかも知れないが、他の分野では十年前からあるなんて良くある話。それとも全ての特許に目を通した上での匿名コメントだったのかな?まあ、こちらとしては一つの反例を見付ければいいので、非常に容易いのだけど。
特許の理念は確かに判るが、技術者として必要なのはそれがどの様に運用されているのかどうか。その一点に尽きる。