なんのためのミーティング?

reikonさん*1や近藤さん*2のエントリでミーティングに関するモノがあったけど、なんか違和感がある。というのも、なんのためにミーティングをやるのか、という点がすっぽり抜け落ちているからかな。
ミーティングというモノは、タスクに対する互いの情報量の差異を埋める為のモノで、スキルの差を認識したり作業工程の把握や共通認識を得るのは、その二次効果に過ぎないのではないかと思うのだが。
一人作業でも、その個人の発案じゃなければ発注者がいるわけだから、発注者と作業者の達成目標に対する情報量が同じという保証は何処にもない。よって、最終段階に於いてトラブルを回避するためには、作業前のミーティングは必要かと。それが仕事のクリアランスを向上させる一因になる。
/* 私の様に実験とかをする作業の場合、日々新しいことをやっているから、作業上の安全とかを考慮すると個人の発案であろうとやはりある程度は、文字にして残しておいたり、他者に対して内容を告知しておく必要性はある。また、口に出すことによる再確認効果は無視できない。 */
はてなの様に「仕様書が無い」というのは、最終形のイメージを持って仕事をしているかどうかは外部から判らないが、当然、作業中に到達目標が変更になれば、その度に情報量の差異を埋めなくてはならないので、その都度ミーティングをしているかという点は少々疑問だけどな。