幸村誠「プラネテス VOLUME.4」ISBN:4063289370

う〜む、第一部完ですか。イロイロ感慨深いものがありますな。細かな感想というよりは、印象に残った所を残そう。

PHASE 18 グスコーブドリのように

ロックスミスの台詞

君の愛した人はグスコーブドリだったんだよ

君のその愛が彼の心をとらえた事などないのだよ

PHASE 19 犬の日

無駄吠え対策用の首輪をつけた後のアルバートの顔と、フィー姉さんのモノローグ。

PHASE 26 What a Wonderful World

ハチの台詞

さよならジュピターーーー!!

ロックスミスの言葉*1

真理の探求は科学者が自らに課した使命です

「本物」の神はこの広い宇宙のどこかに隠れ我々の苦しみを傍観している

いつまでもそれを許しておけるほど私は寛容な人間ではない

神が愛と言うのなら我々は神になるべきだ

さもなくば…我々人間はこれから先も永久に……

真の愛を知らないままだ

ハチの台詞

でも、愛し合うことだけが、どうしてもやめられない

で、やっぱり思うのは、物語の中でのロックスミスの存在感の大きさ。強烈な個性だな。ついでに誤植はイタすぎ。クリティカル。
あと、基本的に浪花節なんだよな…。まあ、嫌いじゃないけど。

*1:多分、心理は真理の誤植だと思う。真理に直したけど