キーワード登録準備。
倶楽部:今宵、銀河を杯にしての為に、カクテルレシピを少しずつ登録して行こう。とりあえず大元のカクテルを再編集。
*語源
諸説紛々あるが、どれが正しいかはっきりしない。
- メキシコの酒場で一人の少年が何種類ものアルコールを変わった形の木の棒で混ぜた所、それを見ていたイギリスの船員が少年の名前にその飲み物を尋ねたところ、その少年は、自分が使っている変わった形の木の棒の名前を船員が尋ねているのだと勘違いし、「コーラ・デ・ガリョ(雄鳥のシッポ)」と答え、それがイギリスに伝わり、ミックスドリンクの事をカクテルと呼ぶようになったという説。
- メキシコの古い王国にコキテルという王女がいて、敵軍を追い払った若い兵士に酒を混ぜた飲み物を作り、妻となったという説。
- メキシコを支配していたトルテカ族が非常にめずらしい混合酒を作っていた。このお酒を時の国王に献上しようと美しい娘・コキトルに持たせら、国王は大変に満足し、娘の名前にちなんでそのお酒をコクトルと命名した。それが後にカクテルと呼ばれるようになったという説。
- アメリカニューオリンズのフランス系の薬屋がアルコールに卵を混ぜて売ったが、これが評判でフランス系アメリカ人の間でコクチュと呼ばれた。これがなまってカクテルとなったという説。
- 18世紀アメリカ、ホテルの軍鶏が行方不明となり、見つけた者は主人の美しい娘と結婚させるといったところ、若き士官が軍鶏を抱えてきた。お祝いにホテルの酒場でいろんな酒を混ぜて飲んだところおいしかったという説。
- 18世紀イギリスで生まれた俗語で、「尾を立てている」という意味。そしてこの言葉は勝ち目のない、競走馬の意味にも用いられた。これが飲み物の名前になったのは、雑種という特質にちなんだものであるという説。
*捕捉用リスト
- カクテル:ウォッカベース
- カクテル:ジンベース
- カクテル:テキーラベース
- カクテル:ウイスキーベース
- カクテル:ブランデーベース
- カクテル:ラムベース
- カクテル:リキュールベース
- カクテル:ワインベース
- カクテル:ビールベース
- カクテル:ノンアルコール
で、King of Cocktailの異名を持つマティーニを登録すると、こんな感じか?
*概要
「カクテルは、マティーニに始まり、マティーニに終わる」とまで言われ、約300種類のレシピを持つ、まさに「King of Cocktail」
また、一時期如何にドライでおいしいマティーニのレシピを求めて、多くの著名人が、マティーニにまつわる逸話を残している。
- ヘミングウェイの小説に出てくるマティーニは「モンゴメリー将軍」と呼ばれている。これはジン:ベルモットの比率が15:1の超ドライ。これは自軍15、敵1という圧倒敵優勢な状態にならない限り、自軍を動かさなかったという話しから付けられた。
- 英国の宰相、チャーチルは横目でベルモットのビンを置いてジンを飲む。または執事にベルモットでうがいさせ、グラスに注がれたジンに「ベルモット」と囁かせた。*1
- 俳優クラーク・ゲーブルはベルモットのボトルを逆さにし、そのコルク栓でグラスをサッと拭き、それにジンを満たして飲んだ。*2
*語源
正確な事はわからないが、次の説がある。
- マティーニの原形となったジン・アンド・イット*3に使われていたベルモットがイタリアのマルティーニ・エ・ロッシ社のものであったという説。
- 1910年頃にニューヨークのニッカーボッカー・ホテルにいたマルティーニという名のバーテンダーが、財閥のジョン・D・ロックフェラーのために考案したという説。
- サンフランシスコのとあるバーでこのレシピのカクテルを注文した客が、「これからカリフォルニアのマルティネスに行くところだ」と言ったからいう説。
- その他、イロイロ。
かつて、「ベルモットはマティーニでないとダメだ」という訴訟が起こされた経緯からすると、1番が有力ではないかと思われる。
*レシピ
非常にたくさんのレシピがあるが、代表的なモノを一つ。
材料
作り方
- ジンとベルモットをステア。
- グラスにオリーブの実を飾る。
- グラスに注ぎ、レモンの皮をピールする。
*捕捉用リスト
こんな感じでよろしいでしょうかね。>倶楽部:今宵、銀河を杯にしての面々、リストマニア and キーワードに対してこだわりのある方々?