善意のはてな

幾つかのコミュニティサイト、例えば関心空間はてなダイアリーでは、関心を共有する人同士を結び付け、会話させる機能を備えている。これらはしかし、相手の発した言葉を体系的に眺めることで人格を把握し、距離感を縮める役割も果たす。そこまで計算された設計なのか副次的な効果なのかは判らないが、成功するコミュニティサイトというのはこういう部分の配慮に違いが出るのではなかろうか。

キーワードによる感覚の共有は、はてなを使った瞬間にその可能性を感じた。(それに端を発したのか、書評リンクの話もありますが、横に逸れるので略。)しかし、それが逆の効果をもたらす例があることも述べた。

で、最終的にはてなは善意のシステムでしか成り立ちえない、と。
ですから、はてな側が用意するべきモノをユーザーがまとめている例が多数(ユーザーのServerに)ありますが、それをはてなの中に取り入れるべきではないだろうかと思う。イロイロまとめた方の努力は素晴らしいですが、それをはてな側が譲り受ける(若しくは「買い取る」)とかした方がいいんじゃ無いかと、最近思う次第で。