岩手ツアー

元々は岩手でお金を使おうというコンセプトの計画に「沿岸部の津波跡を見たい」とだけ注文をつけて、行程の殆どを後輩に任せてしまったが故の東京発の新幹線が6:54とかなり早いが、AとNと無事合流。
記憶とFoursquareのログを遡って、旅を思い出してみる。

一日目

  • 盛岡駅到着。
    • 西口のやらかしてしまった感のあるモニュメント

*1辺りで現地の後輩Kと合流。

  • 岩洞湖*2
  • 道の駅三田貝分校
    • 分校跡の再利用かな?飯は食わなかったが、給食スタイルの食堂があった。飲むヨーグルト旨かった。
  • 松屋*3
    • 冬の覚悟完了な飲みの時に買ってきてもらう栗きんとんのお店の本店。まだシーズンじゃないが栗のお菓子たくさん。水まんじゅうのあんまで栗。他の菓子も旨いな。
    • 以前は栗きんとんといえば川上屋という主義だったが、川上屋の栗きんとんに使われる砂糖の量が増えたのと、中松屋の方が砂糖が少ない点で、最近は中松屋を贔屓にしてる。
  • 龍泉洞
    • 以前行ったことあるのだけど、はてなに記録がないってことは、それ以前か。なんか距離が伸びてる。で、ここでフラッシュつけてデジカメで写真撮ってたら、電池切れた。で、充電器持ってこなかったという不覚。この前の旅から充電してなかったなぁ。


http://movapic.com/adramine/pic/4604374
http://movapic.com/adramine/pic/4604402

  • 山崎*4
    • 崖の上からだけど、海きれい。でも、展望台遠い。かなり歩く。

http://movapic.com/adramine/pic/4604644

  • 田老町
    • 津波で無残にも引き裂かれた堤防が横たわる。多くの基礎がむき出しになっているが、そこを緑が覆い始めている。
    • むき出しになってはいるが、基礎が浮き上がるというのはあまり見えなかった。

http://movapic.com/adramine/pic/4605009

http://movapic.com/adramine/pic/4605013

  • 休暇村陸中宮*6
    • 食い物大杉。水がカルシウム分強い。

二日目。

http://movapic.com/adramine/pic/4606235
http://movapic.com/adramine/pic/4606242
http://movapic.com/adramine/pic/4606270
http://movapic.com/adramine/pic/4606274

http://movapic.com/adramine/pic/4606294

  • 城山公園
    • 城山公園から見る大槌町。ここに逃げたんだろうな。

http://movapic.com/adramine/pic/4606311

http://movapic.com/adramine/pic/4612789

  • 大船渡湾
  • 高田松原
    • T.P=13.70という数字が異常に怖い。ここまで津波が来たという証から、ぐるりと周囲を見渡すと、この道の駅とキャピタルホテル1000以外、見事に何もない。
    • また、ここぐらいになってくると基礎が抉れている物も。





  • 復興屋台村気仙沼横丁
    • フカヒレとか。やたらカルシウム分の多い水で淹れたコーヒーの激マズさとか。何故か韓国料理屋があるし、韓国人旅行者が……。
  • 道の駅かわさき
    • ここは来た記憶がある。牡蠣を売っていたが、胃袋に余裕がないし体調的に食えなかった。
  • 滝の湯いつくし園*7
    • なんか湯治場的な感じですな。で、昼間の飲み食いで晩飯が半分も食えない。

三日目

http://movapic.com/adramine/pic/4608412

    • こんな感じの綺麗な渓谷から。

 
 

    • 震源地近くの橋。橋は修繕済みで新しい橋が架かっている。で、記憶に残すためなのか以前の橋を残している。
  • ポラーノ
    • アイスクリーム屋。
  • 中尊寺
    • Nが見たことないという事なので。私は多分、五回目。正直クソ暑い。

 
 

    • ここの能舞台は好きなんだけどな。

    • 米粉が半分入った冷麺。奇妙な味だった。
  • 毛越寺
    • 何度目だ。だが、ここに来たらおみくじを。友人はここで大吉を引いた後にとんとん拍子で結婚したし!とか。で、末吉。内容は散々。

 
  

先月の仙台 南三陸と比較すると基礎から浮いてしまってる建築物は多少少ないのかな?が、防波堤が大きく崩壊している所や地盤沈下は各所に。剥き出しの基礎や瓦礫の山が緑で覆われて、ただの野原に見えるが、よく見るとそれは……という光景がかなり精神的には来るモノが。
ただリアス式海岸で一つ一つの平地の大きさや交通アクセスが違う為なのか、今現在の復旧状況が山一つ越えると違う辺りが平地の多い宮城との差異だろうか。元々住んでいた住人の年齢層や経済状況等々で様々パターンが存在しているのでは無いだろうか。
四年前の地震の工事も未だに継続中。そこでの3.11。
津波で壊滅的にやられた土地の多くは大きく地盤沈下している。とりあえずメインの道路に盛土して、交通アクセスだけは確保している状況。瓦礫の山や海水が打ち上げられて腐っている様。無惨に残った防波堤。海水に浸かって立ち枯れてる山の木々。
注目度の高い土地とそうじゃない土地。お金のある県とそうじゃない県。宮古市なんかは湾内や各所に生活の息吹が感じられたが、殆どが生活の基盤となる仕事が瓦礫処理以外にある様に見えない。
全ての人に見てこいとは云えないけども、原発がー瓦礫がーとしか流れない現状、もっとなんか見て欲しいし、プレゼンして欲しい。ただ工事の休みの土日を狙ってね。
前回はピースボートを見たし、今回も某カルトな集団のバスが居たのが気になるなあ。その辺りの動きも活発化してるのかなぁ。
まとめる気の無い書き殴り何でこの辺で。